理事長あいさつ社会福祉法人 ひょうご聴覚障害者福祉事業協会
-ご挨拶-
社会福祉法人
ひょうご聴覚障害者福祉事業協会
理事長 大矢 暹
(おおや すすむ)
「友」の輪を広げる年に
冷たい風が身にしみる世相の中です。生活保護の切り下げは「食事を削り、さらに暖房も使えない」との悲痛な声も報道されています。介護・障害者サービスの報酬のいずれにしても、厳しい改定が予測されます。
淡路ふくろうの郷では障害福祉年金だけが収入というたくさんの低所得者の食事・部屋代の一部を福祉法人が肩代わりする方が増加の一途です。
こうした中ですが新規事業の展開、とりわけ神戸市長田区細田神楽町での新施設建設の実現はふくろうの郷に次ぐ大普請となります。既に申請している国や神戸市からの公的補助の確定と秋の起工式につなげるため大奮起の年となります。役職員はもとより、施設建設推進委員会に参加の各団体の皆さんと共同して頑張りたいです。
春先には中川原町に「淡路中央インター」が完成します。開通すると淡路ふくろうの郷や中川原ふれあいセンターまで車で五分とかからなくなります。地域おこしめざして開通式には洲本市・地域の皆さまと一緒にお祝いに参加したいです。
年末恒例の「来年の漢字」は入居者などの投票で「友」でした。揮毫された松栄寺のご住職は、友というのは働いたりつないだりする「手」を意味しているとのことでした。役職員はもとより、たくさんの方々との輪を広げるよう努めてまいります。皆さま方のご多幸を祈念し、変わらぬご指導ご支援をお願いして新年のあいさつとします。
2018年元旦