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暮らしの4本柱社会福祉法人 ひょうご聴覚障害者福祉事業協会 

淡路ふくろうの郷 暮らしの4本柱

1.働く

ふくろう工房

ふくろう工房にて 屏風のちぎり絵制作風景ふくろう工房

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「ふくろう工房」は手仕事を楽しむスペースです。「工房」をベースにしながら、ユニットのリビングも作業に使われます。
ほとんどの方が、多様な手仕事の技術を持っておられます。ふくろう工房では、「ちぎり絵屏風」「マツト」「フラワー」「うさぎのストラップ」「爪楊枝入れ」「手芸」「梅干つくり」などを楽しまれます。
年間で約2000人の見学者が、作業品を求めてくださいます。売り上げは、年2回、7月と1月にお給料としてお渡ししています。
ふくろう工房は、文化の発祥地。共同して(コミュニティ)、文化的な(カルチャー)ものを、創造(クリエィティビティ)する場でもあります。

 

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作業風景

給料

給料

作品

作品


 2.学ぶ

ふくろう大学 

書道講座

 

学びの場として「ふくろう大学」があります。
現在、「健康」、「書道」、「農業」「料理」「絵手紙」が開講中で、新たな講座も増やしていきたいと考えています。人は、生涯を通じて発達していくといわれています。いつまでも学び続けたいです。
ふくろうの郷のには、43人のろう者がおられますが、義務教育を終えられた方はわずか10人です。9人は未就学で、学校教育を受ける機会を奪われました。24人は小学部中退や、中学部に進めなかった方、中学部で中退された方です。戦争や貧困の上に法制度的に義務教育の対象から排除されていたのです。
ふくろうの郷にとって、「ふくろう大学」は大切な学びの場です。入所者の希望に沿って講座への充実をすすめます。中川原地域公民館の講座との連携も大切にしていきたいです。
なお、講義は、写真や絵を使い、難聴者のためには要約筆記、ろう盲者には触手話で支えます。

書道講座 グループ訓練 

料理講座絵手紙

ふくろう農園 

ふくろう農園

農作業を通じて食などを学びます。
ことしは、「トマト」「えんどう豆」「おくら」「なす」「ピーマン」「しそ」「とうもろこし」「ジャガイモ」「たまねぎ」「さつまいも」を育てています。
かっては農業一筋でがんばってこられた車椅子の方は、見ているだけでは我慢が出来ずに、車椅子から降りて、はいつくばって「草取り」をされました。入所者には若い頃に農業を経験された方が多く、その経験と知恵を再び発揮していただいています。

ふくろう農園では、淡路聴力障害者協会や手話サークルの皆さんや地域の方々のご協力を頂きながら、入所者と一緒に作業しています。

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 3.遊ぶ(自治会の施設生活作り)

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「まなび、はたらき、そして、あそぶ」そんな暮らし入所者の皆さんと創っていきたいです。
自治会の役員からの提案の「遊」、ユニットごとに特色のある「遊」、個人の「遊」など、いろんな形で進められています。
地域の小・中学校の「運動会」や「授業参観・交流会」、「聴覚障害者協会」や「難聴者協会」「ろう盲者友の会」「手話サークル」「通訳研究会」などの団体の行事に参加することも楽しみなひと時です。
人生のほとんどを精神病院に隔離された方や、未就学の方などは、「遊体験」を通じて人生を膨らませておられます。

スイカ割り mikangari

買物、喫茶、美容院、ふるさと帰省などの外出も、希望にそえるよう、職員やボランティアの皆さんも支えています。
また、地元団体の行事に参加して皆と一緒に楽しんで頂けるようサポートしています。

ふくろう喫茶

ふくろう喫茶

入所者はもちろん、地域の皆さんにもご利用いただいています。月に1度開くふくろう喫茶の日には、入所者がウエイター、ウエイトレスになって賑わいを見せています。 ふくろうの郷にお立ち寄りの際は、コーヒー1杯、いかがですか? 

4.寛ぐ

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誰にも干渉されることのない、「自分の居場所」が確保されることは、一人ひとりが、個人として尊重され、尊厳あるくらしを築いていくための基本条件です。
淡路ふくろうの郷は、長期・短期70室が、1ユニット10室の全室個室です。
ご夫婦で入所を希望される方のために、ユニットごとに夫婦部屋を一組づつ用意しています。夫婦といえども独立した人格ですから、二部屋が確保され、それぞれ内ドアでつながる設計です。また、和室を希望される方のために畳のお部屋も用意しています。
入所された方は、それまで使っていた愛着深い家具、調度品などを持ち込み、個性にあふれ、また、これまでの人生がうかがえる部屋にされます。
中には、持ち込まれた荷物が「衣類みかん箱一個」という方も。職員や入所の仲間などからテレビ・タンス・和風ベッドなどをもらったり、衣類を購入されて、部屋作りをされています。
部屋の鍵は個人で管理していただきますが、事情によっては施設が鍵を預かります。
すべての部屋には、ファックスや電話の設置が可能な配線をしています。インターネットも可能です。
そして、入所者の意見が反映される暮らし作りをめざして、入所者による入所者のための「自治会」活動も盛んに行われています。

koyokuyokusitsu大浴場

6ヶ所の浴室の内、「個浴」を3ヶ所設けました。大浴室や特浴は月・水・金のみですが、個浴は毎日入浴できます。夫婦で利用される方もおられます。
浴室も、「ほっと」するくつろぎの場ですね。
3ヶ所の「個浴」は、自由に利用できます。ご夫婦で毎日入浴される方もおられます。
大浴室や機械浴の利用は月・水・金曜日です。1・2階の大浴室は坪庭(庭園)付き、かけ流し式の旅館温泉風にアレンジしました。体験入浴も歓迎します。
淡路は水道料金が兵庫県で一番高くて、月平均で50万円もしています。介助にかかる人手の問題もあります。大浴場も、入りたいときに利用できるような日々を目指したいです。

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食事は、楽しい楽しいひと時でありたいですね。
ふくろうの郷は直営方式です。それは、調理場の職員と入所者が共に「文化としての食生活」の創造を目指しているからです。
ごはんは、ユニットごとに電気釜で炊きます。食器もプラスチックではなく、開所の時から「せともの」です。
食材は、安心・安全を優先し、地元の農家グループからの野菜や米の契約購入を大切にしています。材料だけを厨房で準備して、ユニットのキッチンで、「巻きすし」「ぎょうざ」「お好み焼き」をみんなで創って楽しむ取り組みも、皆さんの待ち遠しい楽しみごとのひとつです。
「ソフト食」の提供にも力を入れています。これは、飲み込むことが難しくなってしまった方や、胃ろうを増設され、食べることができない状態の方への、再び食事をしていただくための取組みです。

普通食ソフト食

普通食                      ソフト食


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